NHKのEテレで放送中の番組、にほんごであそぼ。
子役タレントさんたちだけでなく、野村萬斎さんや中村勘九郎さん等、伝統芸能に関わる方等多数の人が出演しています。
そんな中大きな被り物をして三味線をかき鳴らし大声で歌を歌っているのが「うなりやベベン」さん。
古典の物語の冒頭文を歌詞にしたり、数字の単位を数え歌にしたり、為になる歌が多いです。
そんな「うなりやベベン」さん、実はもう亡くなっているんだとか。
亡くなっているにも関わらずどうして今も番組に出演しているのか、実は2代目の演者がいるのではないか、本名は何なのかについてご紹介します。
うなりやベベンの死因は?
にほんごであそぼに出演している「うなりやベベン」さん。
出典:にほんごであそぼHP
うなりやベベン
昭和の生まれ、うなりの郷出身。
にほんごであそぼHPより
空の上で三味線を弾きながら自由自在に歌い語り、大きな声でうなります。
気持ちいいぐらいの大声で歌われているのが特徴的です。
演じられているのは浪曲師の「国本武春」さん、本名は加藤武さんです。
国本武春さんは2015年12月24日、急性呼吸不全で亡くなりました。
うなりやベベンは亡くなったのに「にほんごであそぼ」に出演中!実は2代目がいる?
うなりやベベンさんこと、国本武春さんがなくなったにも関わらず、2021年現在もにほんごであそぼを見るとうなりやベベンさんは出演されています。
どういうことなのでしょう。
実は別の方が2代目ベベンさんを演じているのでしょうか?
実は現在も亡くなったご本人の映像を流しているんですね。
理由がにほんごであそぼのうなりやベベンさんの紹介のところに書いてありました。
※うなりやベベンさんは、ご自身が国本武春さんの一番弟子だとおっしゃっていました。
にほんごであそぼHPより
浪曲師としての活動と一線を画し、子ども達に日本語を楽しく伝えることを望んでいらっしゃいましたので、ご本人とご遺族の意向を尊重して「にほんごであそぼ」では、うなりやベベンは生き続けます。
国本武春さんのご冥福をお祈りいたします。
「にほんごであそぼ」ではうなりやベベンさんは生き続けている…ということで、過去の映像を流したり、音声を使用したりしているようです。
公開収録等では「本人が来られないから」ということで映像を使用したりパペット人形のベベンくんを使っているんですね。
私が「にほんごであそぼ」を見出したのは長女が生まれた2016年からなので、その時すでに亡くなっていたんですね。
過去の映像を流していると感じたことはたびたびありましたが、亡くなっているとまでは知りませんでした。
うなりやベベンさんの歌、どんな歌がある?
うなりやベベンさんは番組中でもたくさんの歌を歌っています。
ほぼすべての曲がうなりやベベンの○○というタイトルになっています。
平家物語の冒頭のような中学生ぐらいで覚える必要があるものも歌になっています。
ベベンさんが大きな声で歌われているので聞いているだけで耳に残ります。
数字の位が歌詞になっている「1より小さい数」は知らない単位が多すぎて個人的に勉強になりました。
うなりやベベンとうなりやミッチェルの関係は?
うなりやベベンさんが亡くなってから新キャラとして登場しているうなりやミッチェルさん。
出典:にほんごであそぼHP
うなりやベベンさんとはどういう関係なのでしょうか。
うなりやミッチェルを演じているのは佐藤ミッチェル通芳さんです。
佐藤ミッチェル通芳さんのお父さんとベベンさんこと国本武春さんは中学時代からの親友だったそうです。
そのご縁でなのかわかりませんが、佐藤ミッチェル通芳さんが「うなりやミッチェル」としてにほんごであそぼに出演されています。
うなりやベベンの死因は?のまとめ
「にほんごであそぼ」に出演しているうなりやベベンさん、こと国本武春さんは2015年12月に急性呼吸不全で亡くなっていました。
しかしながら、うなりやベベンというキャラクター自体は今も生きていて番組の中でたくさんの歌を歌っています。
お弟子さんのうなりやミッチェルさんも時々番組に登場されているので、そのうち代替わりすることになるかもしれませんね。