週休3日制のメリットとデメリットは?導入してる企業はどこ?

政府が導入に力を入れようとしている週休三日制。

「休みがもう一日あったらなぁ…」と思う方にはありがたい制度だと思いますが、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

また、大手企業も導入し始めているということですが具体的にどこの企業なのでしょうか。

調査してみました!

週休3日制のメリットは?

週休3日制にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

「社員のワークライフバランスが充実するこれが一番のメリットだと考えられます。

週2日のお休みだと疲れを取るだけで終わってしまっていたり溜まった家事をするだけで終わってしまった…という方も多いと思うのですが、もう1日お休みがあると趣味や自分磨き等に休日を活用することができます。

個人のワークライフバランスが充実することによって、仕事に取り組むモチベーションが上がったり、福利厚生等が充実していると捉えられて離職率が下がった優秀な人材を確保することができる可能性もあります。

雇用する企業側の視点としては雇用の維持や働き方改革のひとつとして取り組む狙いがあるようです。

子育て中の方であったり、ご家族の介護を担っているという方にも喜ばれそうですね。

週休3日制のデメリットは?

週休3日制のデメリットももちろんあります。

これまで週5日1日8時間で週40時間働いていたものを週4日の勤務に変更することになるので、週休3日を実現するとなると2通りの方法があります。

1つ目は1日の労働時間の基準が8時間から10時間になる方法。

2つ目は1日あたりの労働時間は変わらないけれども、給与がその分減るという方法

40時間の労働が32時間になるので、単純計算で元々の給与の約8割になります。

現在導入している企業では、2つ目の給与が減るという方を導入しているところが多いみたいですね。

子育て中の方だと1日の勤務時間を長くするというのは簡単にはできないと思うので給与が減る方法の方が受け入れやすいように感じます。

週休3日制を導入している企業はどこ?

2022年8月現在で週休3日制を導入している企業は複数あります。

誰もが知っているような大手企業が多く、中小企業での導入はまだまだ難しいと言われています。

現在導入していると言われている企業はファーストリテイリング(ユニクロ)、日本マイクロソフト、佐川急便、電通等。

2022年中の導入や試験導入を目指しているのはNECやパナソニックです。

まだまだ企業側としても試験的な運用をしているところが多いようですね。

週休3日制のメリットデメリットは?のまとめ

週休3日制のメリットはワークライフバランスの充実に伴う以下の効果です。

  • 社員のモチベーション向上
  • 離職率の低下
  • 優秀な社員の獲得

逆に週休3日制のデメリットは以下の通りです。

  • 1日当たりの労働時間が増える
  • 給与が減る

デメリットの方は両方とも同時に…というわけではありませんが、企業側の導入方法によって変わってくると思います。

現在は働き方改革や副業の容認、業務の外注化等、かつての終身雇用の考え方がなくなり自由な働き方をする人たちが増えました。

新型コロナウイルスの流行により在宅勤務など、様々な環境に合わせた労働形態にシフトしていけるといいですね。

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