イベント会場などでもらうことができるアルミ風船。
キラキラしているし可愛いプリントもされてて子供たちも大喜びですよね。
このアルミ風船、中にヘリウムガスが入っているので誤って手を放すと飛んで行ってしまいます…
駅でアルミ風船が飛んでいったことにより電車が止まるといったトラブルまで発生しました。
「たかが風船ぐらいで…」とも思えますが何故なんでしょうか。
停電や架線の断線原因にもなるその理由を調査してみました!
アルミ風船で電車が止まる?停電や架線の断線原因に!
アルミ風船が駅構内に飛んで行ったことにより電車が止まるといったトラブルが数年に一度は発生しています。
「たかが風船で…」とも思いますが何故なんでしょうか?
主要地下鉄が止まると急いでる方は困りますよね。
アルミ風船が危険な理由、それはこの風船が電気を流してしまうことにあります。
アルミ風船が電車に電気を送っている架線に触れてしまうとショートしてしまう危険があり、最悪断線してしまい列車の運行に支障をきたすことがあるとのこと。
実際、2000年2月には東急新玉川線(現在の田園都市線)三軒茶屋~駒沢大学間の送電線が切れ、停電し、3時間ほど電車が動かないということがありました。
送電線の断線原因がアルミ風船だったとのことです。
2016年12月にも大阪市営地下鉄堺筋線でパンタグラフにアルミ風船が巻き付いたことにより停電が発生しています。
地下鉄のように天井がある環境の場合は非常に危険ですよね。

可愛い風船がたくさんあってお子さんが喜ぶこともわかるのですが、くれぐれも手を離さないように気を付けましょう。
こういう場合って賠償とかどうなるんでしょうね…こわっ。